Serious problem at Fukushima
福島での深刻な問題
2011年の地震と津波が日本を打ちのめしたとき、すぐに福島の原子炉は世界中の懸念の的となりました。その福島原発が、また今回は汚染水を巡って懸念が広がっています。CBCのカーク・ウィリアムズからお伝えします。
大きな問題には見えませんが、この貯蔵庫の横に漏れている水溜りはレベル7のうちのレベル3、深刻な事故、と呼ばれています。
レベル7とは地震と津波が2011年に原発の機能を失わさせた後に起きた3つの原子炉のメルトダウンのことです。
今日、日本の原子力規制機関が担当の会社に対し厳しい言葉で話しました。
「東電の点検は不注意以外のなにものでもなく、メルトダウンを防ぐために損傷した原子炉を冷すために使われている300トンの高度に汚染された水が漏れ出しました。」と話しました。
問題は、このようなタンクは1000個あり、もっと作られているということです。
「後どのくらいこのような状態を続けるのかというのが疑問です。1000のタンクが既にあって、来年、またそれ以降に後どのくらい作るというのでしょう。」
放射能汚染されていた地下水が敷地の地下から太平洋に1日あたり270,000リットル漏洩し続けていたと発覚したことは、今月一番のニュースでした。
原発付近の漁業は念のため行われていません。
カナダの専門家は、有害なほどの放射能汚染水がカナダの海岸に到達する可能性はあまりないだろうと言っています。
「汚染水がここに到達するまでに、放射能の濃縮度は、既に水中の自然界に存在している放射性物質よりずっと低いものとなるでしょう。」
2011年にさかのぼり、膨大な放射能が環境に放出されたとき、カナダ食品検査機関は国産の魚、ミルク、そして日本からの輸入品について検査しましたが、全てはOKでした。
しかし、カナダ食品検査機関は去年10月からモニタリングを一切やっていず、食の安全を心配する人もいます。
「野生のパシフィック・サーモンは福島からの放射性プルームの中を移動し、そしてそれらの魚は私たちの海岸に戻ってきて、獲られるのです。」
カナダ食品検査機関は放射能の懸念についての検査結果については日本に委ねているとのことです。しかし、日本の輸入品についての抑制を強化することを考慮し、検査結果に根拠があれば検査するだろう、と言っています。
CBCバンクーバーがお伝えしました。
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